GOOGLETRANSLATE関数の使い方と実例紹介!簡単翻訳とそのままリスト化

目次

はじめに:GOOGLETRANSLATE関数とは?

GOOGLETRANSLATE関数は、Googleスプレッドシートでテキストを自動的に翻訳するための関数です。この関数を使えば、異なる言語間でテキストを翻訳できるため、多言語対応のデータ作成や簡易的な翻訳作業に便利です。特に、複数のデータを一括で翻訳したいときに役立ちます。

この記事では、GOOGLETRANSLATE関数の使い方と、日常での活用例を詳しく解説します。


GOOGLETRANSLATE関数の構文

GOOGLETRANSLATE関数の基本構文は次の通りです。

=GOOGLETRANSLATE(テキスト, ソース言語, ターゲット言語)

テキスト:翻訳したいテキストを指定します。

ソース言語:翻訳元の言語コードを指定します。自動で認識させたい場合は "auto" を使います。

ターゲット言語:翻訳したい言語コードを指定します。

言語コードは、英語なら "en"、日本語なら "ja" など、ISO 639-1で定められた2文字コードを使用します。


基本的な使い方

例1:日本語から英語への翻訳

たとえば、セルA1に「こんにちは」と入力して、それを英語に翻訳したい場合は次のように入力します。

=GOOGLETRANSLATE(A1, "ja", "en")

この数式を入力すると、セルに「Hello」と表示され、日本語が英語に翻訳されます。

※翻訳の精度はGoogle 翻訳と同程度です。

実例:多言語データの翻訳

GOOGLETRANSLATE関数は、複数のテキストを一度に翻訳したいときに便利です。例えば、次のような表の内容を日本語から英語とフランス語に翻訳してみましょう。

翻訳するデータ

テキスト
おはようございます
ありがとう
さようなら

翻訳の設定

英語に翻訳:セルB2に次の数式を入力し、下にコピーします。

=GOOGLETRANSLATE(A2, "ja", "en")

フランス語に翻訳:セルC2に次の数式を入力し、下にコピーします。

=GOOGLETRANSLATE(A2, "ja", "fr")

結果

テキスト英語フランス語
おはようございますGood morningBonjour
ありがとうThank youMerci
さようならGoodbyeAu revoir

このように、GOOGLETRANSLATE関数を使えば、異なる言語への翻訳をスプレッドシート上で簡単に行うことができます。


GOOGLETRANSLATE関数の活用シーン

1. 国際業務や多言語対応

多言語のデータを扱う業務や、国際的なやりとりが多い場合に、GOOGLETRANSLATE関数を使えば簡単に翻訳ができます。たとえば、海外の顧客からの問い合わせを翻訳したり、回答内容を相手の言語に変換したりする場面で役立ちます。

2. 海外商品のレビューや説明文の翻訳

オンラインショッピングサイトなどで、海外の商品情報やレビューを翻訳する際にGOOGLETRANSLATE関数を使えば、商品情報を迅速に多言語で提供できます。

FAQやリスト化された、文章を一気に翻訳してそのままリスト化したいときなど非常に便利です。

3. 語学学習の補助

語学学習でテキストを翻訳して意味を確認したいときにも、GOOGLETRANSLATE関数は便利です。単語やフレーズをリストにして、複数の言語に翻訳することで、語彙力を増やす手助けになります。

単語リストを簡単に作ることが可能になります。


GOOGLETRANSLATE関数の注意点

インターネット接続が必要:GOOGLETRANSLATE関数はGoogleの翻訳エンジンを利用するため、インターネットに接続されていないと機能しません。

翻訳精度:自動翻訳のため、専門的な内容や細かいニュアンスが必要な場合には注意が必要です。

翻訳対応言語:すべての言語に対応しているわけではないため、対応言語はGoogleのサポートに依存します。


まとめ

GOOGLETRANSLATE関数は、Googleスプレッドシートで簡単に多言語のテキストを翻訳するのに便利なツールです。業務で多言語対応が必要な場合や、個人で語学を学ぶ際など、幅広く活用できます。ぜひ、日常業務や学習で役立ててみてください!

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この記事を書いた人

ドローン撮影、動画編集、サイト運営、パソコンスキルを説明紹介

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