Sheet基本
COUNT・COUNTA・COUNTIF・COUNTIFS 完全ガイド
COUNT・COUNTA・COUNTIF・COUNTIFS 完全ガイド
件数集計のすべてのパターン
「何件あるか」を数える関数群。数値・文字列・空白・条件付きなど、状況に合わせた使い分けをマスターする。
GASとの関係:array.filter() で同じことができる
GASでは data.filter(row => row[1] === "東京").length が COUNTIF と対応します。複数条件は filter() の中で && を使います。
目次
COUNT系関数の使い分け
| 関数 | 何を数えるか | 典型的な使用例 |
|---|---|---|
| COUNT | 数値セルのみ | 売上金額が入力されている件数 |
| COUNTA | 空白以外すべて(文字列・数値・日付) | 名前など、入力済みの行数 |
| COUNTBLANK | 空白セルのみ | 未入力件数の確認 |
| COUNTIF | 1条件に合う件数 | 「東京」の件数 |
| COUNTIFS | 複数条件すべてに合う件数 | 「東京 かつ 2024年」の件数 |
基本構文
=COUNT(A2:A100) // 数値セルの件数
=COUNTA(A2:A100) // 空白以外の件数
=COUNTBLANK(A2:A100) // 空白の件数
=COUNTIF(範囲, 条件)
=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)
COUNTIFの条件の書き方
// 完全一致
=COUNTIF(A2:A100, "東京")
=COUNTIF(A2:A100, E2) // セル参照
// 比較演算子
=COUNTIF(C2:C100, ">=50000") // 50000以上
=COUNTIF(C2:C100, "<>0") // 0以外
// ワイルドカード
=COUNTIF(A2:A100, "東京*") // "東京"で始まる
=COUNTIF(A2:A100, "*支店*") // "支店"を含む
// 今日以前
=COUNTIF(B2:B100, "<="&TODAY())
COUNTIFSの使い方(複数条件)
// 東京 かつ 売上50000以上
=COUNTIFS(B2:B100, "東京", C2:C100, ">=50000")
// 2024年1月の件数
=COUNTIFS(A2:A100, ">="&DATE(2024,1,1), A2:A100, "<="&DATE(2024,1,31))
実務でよく使うパターン
パターン1:入力率チェック
// 全行のうち何行入力済みかを%で表示
=COUNTA(A2:A100)/ROWS(A2:A100)
パターン2:重複を検知する
// A列にある値と同じものが2件以上あればTRUE
=COUNTIF(A:A, A2)>1
パターン3:条件別の件数ダッシュボード
// ステータス列を元に各ステータスの件数
=COUNTIF($C$2:$C$100, E2) // E列に"完了"/"進行中"/"未着手"が並ぶ
パターン4:COUNTIF × ARRAYFORMULA で全行チェック
// A列の各値について、その値が全体で何件あるかをB列に一括表示
=ARRAYFORMULA(COUNTIF(A2:A, A2:A))
この知識をGASで活かす
GASで「条件に合う行が何件か」を調べるとき、COUNTIFSの条件の組み立て方がそのまま filter() の条件式に置き換えられます。まずスプレッドシートで集計ロジックを設計し、GASに移植する流れがスムーズです。
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