Sheet基本
SPARKLINE 完全ガイド
SPARKLINE 完全ガイド
セルの中にミニグラフを埋め込む
セル1つの中に折れ線・棒・勝敗グラフを表示する。大きなグラフを貼らずに数値と視覚情報を並べて見せられる、スプレッドシート固有の実用的な機能。
GASとの関係:SPARKLINEはシート上で完結、GASはグラフ生成の自動化
SPARKLINEはGASでは操作しません。GASでグラフを作りたい場合は sheet.newChart() を使います。SPARKLINEは「シートの中だけで完結させる」ときの最速の視覚化手段です。
目次
SPARKLINEとは
SPARKLINEは1つのセルの中にミニグラフを描画するGoogleスプレッドシート固有の関数です。ダッシュボードや月次レポートで「数値の横にトレンドを表示」するのに使います。
基本構文
=SPARKLINE(データ範囲, [オプション])
グラフの種類と基本的な使い方
折れ線グラフ(デフォルト)
// B2:M2(1月〜12月の売上)のトレンドを折れ線で表示
=SPARKLINE(B2:M2)
// 色を指定する
=SPARKLINE(B2:M2, {"color", "blue"})
棒グラフ
=SPARKLINE(B2:M2, {"charttype", "bar"; "color1", "#4CAF50"; "max", 1000000})
勝敗グラフ(正負の表示)
// プラスを青、マイナスを赤で表示
=SPARKLINE(B2:M2, {"charttype","winloss"; "firstcolor","blue"; "lastcolor","red"})
縦棒グラフ(column)
=SPARKLINE(B2:M2, {"charttype","column"; "color","#2196F3"})
よく使うオプション一覧
| オプション | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| “charttype” | グラフ種類 | “line”/”bar”/”column”/”winloss” |
| “color” | 線の色(折れ線) | “blue”, “#FF5722” |
| “color1″/”color2” | 棒の色(bar) | “#4CAF50”, “red” |
| “min”/”max” | 軸の最小・最大値 | 0, 1000000 |
| “highcolor” | 最高値の色 | “green” |
| “lowcolor” | 最低値の色 | “red” |
実務での活用例
月別売上ダッシュボードのトレンド列
// 各行に12ヶ月の数値が並ぶ表の末尾列にトレンドを追加
=SPARKLINE(B2:M2, {"charttype","column"; "color","#1976D2"; "min", 0})
達成率の勝敗チャート(達成=正、未達=負)
// 達成率-1のデータ(0.1→達成, -0.2→未達)を可視化
=SPARKLINE(N2:Z2, {"charttype","winloss"})
SPARKLINE使用上の注意
- セルを小さくするとグラフが見えにくくなる。行高を大きめ(30〜40px程度)にする
- オプションは {“キー1″,”値1”; “キー2″,”値2”} の形式で書く(セミコロン区切り)
- SPARKLINEは印刷時に正常に出力されない場合がある
この知識をGASで活かす
GASで定期レポートを自動生成するとき、SPARKLINEで視覚化のロジックをシートに仕込んでおけば、GASはデータを書き込むだけでグラフも自動更新されます。GASと関数の役割分担が効果的です。
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