実用テク
行・列のグループ化 完全ガイド
行・列のグループ化 完全ガイド
折りたたんで整理するアウトライン設計
行数が多くて見づらいシートを「折りたたむ」機能。月次データを月ごとにグループ化したり、詳細行を折りたたんでサマリーだけ見せたりするのに使う。シートの構造設計に欠かせない。
GASとの関係:addRowGroupControl()でグループを動的に作成
GASで sheet.getRange("A2:A10").shiftRowGroupDepth(1) のようにグループを自動作成できます。データの構造に応じてグループを自動生成する設計が可能です。
目次
グループ化とは
スプレッドシートのグループ化は、指定した行や列を折りたたんで非表示にする機能です。非表示(隠す)と違い、「+」「−」ボタンで展開・折りたたみを切り替えられます。大きな表を整理するのに最適です。
行のグループ化
設定手順
- グループ化したい行番号を選択(例: 2〜6行目)
- 右クリック →「行2〜6をグループ化」または「表示」→「グループ化」→「行をグループ化」
- 左端に「−」ボタンが表示される → クリックで折りたたむ
ショートカット
- グループ化: Alt+Shift+→(Mac: Option+Shift+→)
- グループ解除: Alt+Shift+←(Mac: Option+Shift+←)
列のグループ化
行と同じ手順で列を選択してグループ化できます。詳細列を折りたたんで主要列だけを表示するのに使います。
例: 月次データで1〜31日の列をグループ化して「月合計」列だけ表示
ネスト(入れ子)グループ
グループは多段階に設定できます(最大8レベル)。
例:
レベル1: 第1四半期(1月〜3月のブロック全体)
レベル2: 1月(1月の日次データ)
レベル2: 2月(2月の日次データ)
レベル2: 3月(3月の日次データ)
レベル1: 第2四半期(4月〜6月のブロック)
...
シートの左側にある「1」「2」「3」などのレベルボタンで一括展開・折りたたみができます。
実務での使いどころ
| ユースケース | グループ化の方針 |
|---|---|
| 月次レポート(日別データ) | 月ごとに行グループ。合計行を先頭or末尾に |
| 担当者別データ | 担当者ごとにグループ化。担当者サマリーを残して折りたたむ |
| 詳細列と集計列の分離 | 詳細列をグループ化。集計列のみ常時表示 |
| 見せたくない計算列 | 補助計算列をグループ化して通常時は非表示 |
グループ化 vs 行の非表示の使い分け
| グループ化 | 行の非表示 | |
|---|---|---|
| 展開・折りたたみ | ボタンで簡単に切り替え | 毎回右クリックが必要 |
| 見た目 | +/−ボタンで非表示の存在が分かる | 気づかれにくい |
| 用途 | 定期的に開閉するデータの整理 | 恒久的に隠したい行 |
グループ化されたボタンの位置を変える
デフォルトではグループの上に「−」ボタンが表示されます。グループの下(合計行の近く)に表示したい場合:
- 「表示」→「グループ化」→「グループコントロールをグループの後ろに表示」
この知識をGASで活かす
GASでデータを書き込む際に、自動的にグループ化も設定できます。月次レポートを自動生成するスクリプトで「各月のデータを月グループに自動整理」する設計が実現できます。
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