ピボットテーブルで集計作業を5分に短縮する
「担当者別・月別・商品別で集計してください」と言われると、SUMIFSを何十個も書くことになりがちです。ピボットテーブルを使えば、同じ集計がドラッグ操作だけで完成します。
ピボットテーブルとは
生データをさまざまな軸で集計・可視化する機能です。「クロス集計表を自動で作る」イメージが一番近いです。
たとえば、以下のような受注データがあるとします:
| 日付 | 担当者 | 地域 | 商品 | 売上 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/01/05 | 山田 | 東京 | 商品A | 50,000 |
| 2026/01/07 | 鈴木 | 大阪 | 商品B | 30,000 |
| … | … | … | … | … |
このデータから「担当者×月別の売上合計」「地域×商品別の件数」などを自由に作れます。
ピボットテーブルの作り方
- 生データの任意のセルをクリック
- メニュー → 挿入 → ピボットテーブル
- 「新しいシートに挿入」でOK
- 右側のパネルで行・列・値・フィルタを設定
基本の設定例(担当者別月次売上):
- 行:担当者
- 列:日付(月でグループ化)
- 値:売上(合計)
これだけで担当者×月のクロス集計表が完成します。
日付のグループ化
日付フィールドを行や列に追加したあと、右クリック → 「ピボットの日付グループを作成」で「月」「四半期」「年」などのまとめ方を選べます。
フィルタで絞り込む
「フィルタ」に地域を追加すると、表の上にプルダウンが表示されて地域別に絞り込めます。特定担当者だけを見たいときなど、レポートの使い勝手が大きく上がります。
ピボットを月次レポートに使う実践パターン
- 生データシート:毎日の受注・売上を追記するだけ
- 集計シート:ピボットテーブルを配置
- 月が変わったらフィルタを変えるだけで月次集計が完成
SUMIFSを使った手動集計と比べて、計算式のメンテナンスが不要になります。「来月から商品カテゴリを追加したい」という変更にも、ピボットなら列をドラッグするだけで対応できます。
ピボットの弱点と対処法
弱点: 生データに変更があっても自動更新されない
対処: ピボット上で右クリック → 「更新」で最新状態になる。GASを使えば定期自動更新も可能(→ GAS自動化の記事参照)
次のステップ
ピボットで集計できるようになったら、複数シートの連携を学びましょう。部署ごとのシートを集約する仕組みが作れます。
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