SORT関数でデータ管理をスムーズに!Googleスプレッドシートの並べ替えテクニックを徹底解説

Sheet基本

SORT関数 完全ガイド
動的ソート・複数キー・FILTER/UNIQUEとの組み合わせ

手動で並べ替えるのをやめて、SORT関数で自動化する。データが更新されるたびに自動で並び直す「動的な表」が作れる。

GASとの関係:GASのソート処理と同じロジック

GASで array.sort((a,b) => b[2]-a[2]) と書くのは、SORT関数の第3引数をFALSEにするのと同じです。並べ替えの考え方を関数で身につけると、GASのコードも読みやすくなります。

GASで自動化を学ぶ →
目次

SORT関数とは

SORT関数は、範囲を指定した列で並べ替えた結果を返す関数です。元のデータは変更せず、別の場所に並べ替えた結果が表示されます。

メニューの「データ→並べ替え」との決定的な違いは、元データが更新されると自動で並び直す点です。

基本構文

=SORT(範囲, 並べ替えの列, 昇順か, [列2, 昇順か2, ...])
引数内容
範囲並べ替えたいデータ全体A2:D100 など
並べ替えの列何列目でソートするか(範囲内の列番号)1, 2, 3…
昇順かTRUE=昇順 / FALSE=降順TRUE または FALSE
列2以降2番目のソートキー(省略可)追加の列番号と昇順フラグ

基本的な使い方

1列でソート

// C列(3列目)を降順で並べ替える
=SORT(A2:D100, 3, FALSE)

// B列(2列目)を昇順で並べ替える
=SORT(A2:D100, 2, TRUE)

複数キーでソート(部署順→売上降順)

// 1列目(部署)で昇順、その中で3列目(売上)を降順
=SORT(A2:D100, 1, TRUE, 3, FALSE)

実務でよく使うパターン

パターン1:売上ランキングを自動更新

// 売上データが更新されるたびにランキングが自動で変わる
=SORT(A2:C50, 3, FALSE)

パターン2:FILTERと組み合わせて「絞り込み+並べ替え」を同時に

// 東京のデータを売上降順で表示
=SORT(FILTER(A2:D100, A2:A100="東京"), 3, FALSE)

パターン3:日付を昇順に並べてスケジュール表を作る

// B列の日付順でスケジュールを並べ替え
=SORT(A2:E50, 2, TRUE)

パターン4:テキストをアルファベット順・五十音順に

// 名前を五十音順(昇順)で表示
=SORT(A2:B100, 1, TRUE)

SORT × UNIQUE で重複なし並べ替えリスト

// 重複を除いた担当者名を五十音順で表示
=SORT(UNIQUE(C2:C100))

ドロップダウンリストの選択肢を動的に生成するときに便利です。マスターに担当者が追加されると自動でリストに反映されます。

SORT vs 手動の並べ替えメニュー

比較項目手動並べ替えSORT関数
元データ元データが書き換わる元データは変更されない
更新への追従毎回手動で操作が必要自動で再計算される
複数の並べ替えビュー1種類のみ複数の出力先を持てる
他の関数との組み合わせ不可FILTER・UNIQUEと組み合わせ可能

この知識をGASで活かす

GASでデータを並べ替えてシートに書き出す処理は、SORT関数の自動化版です。毎朝自動で並べ替えたランキングシートを送信する、といった応用が可能です。

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