Googleスプレッドシートの必須ツール!SUM関数の使い方と応用を徹底解説

Sheet基本

SUM・SUMIF・SUMIFS 完全ガイド
合計集計の基本から条件付き集計まで

スプレッドシートで最も使われる集計関数。シンプルな合計からSUMIF・SUMIFSによる複雑な条件付き集計まで、実務のパターンを網羅する。

GASとの関係:reduce() で同じ集計ができる

GASの data.reduce((sum, row) => sum + row[2], 0) は SUM と、data.filter(r => r[1]==="東京").reduce(...) は SUMIF と対応します。

GASで自動化を学ぶ →
目次

SUM — 範囲の合計

=SUM(数値1, [数値2], ...)

=SUM(A2:A100) // 範囲の合計
=SUM(A2:A10, C2:C10) // 複数範囲の合計
=SUM(A2:B10) // 複数列をまとめて合計

SUMIF — 1条件付き合計

=SUMIF(条件範囲, 条件, 合計範囲)

// 東京の売上だけ合計
=SUMIF(B2:B100, "東京", C2:C100)

// セル参照を条件に(E2に地域名を入力)
=SUMIF(B2:B100, E2, C2:C100)

// 比較演算子
=SUMIF(C2:C100, ">=50000", C2:C100) // 5万以上の件のみ合計

// ワイルドカード(部分一致)
=SUMIF(B2:B100, "*東京*", C2:C100)

SUMIFS — 複数条件付き合計

=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)

// 東京 かつ 担当者が「田中」の売上合計
=SUMIFS(C2:C100, B2:B100, "東京", D2:D100, "田中")

// 2024年1月の売上(日付範囲)
=SUMIFS(C2:C100, A2:A100, ">="&DATE(2024,1,1), A2:A100, "<="&DATE(2024,1,31))

実務でよく使うパターン

パターン1:月別集計ダッシュボード

// E1に年(例:2024)、E2に月(例:3)を入れると自動集計
=SUMIFS(
 C2:C,
 A2:A, ">="&DATE(E1,E2,1),
 A2:A, "<"&DATE(E1,E2+1,1)
)

パターン2:今月の合計(TODAY()を活用)

=SUMIFS(
 C2:C100,
 A2:A100, ">="&DATE(YEAR(TODAY()),MONTH(TODAY()),1),
 A2:A100, "<="&EOMONTH(TODAY(),0)
)

パターン3:ワイルドカード集計

// 担当者名が「田中」で始まる行の合計(田中一郎・田中花子など)
=SUMIF(D2:D100, "田中*", C2:C100)

パターン4:SUMPRODUCTでOR条件の合計

// 東京 または 大阪 の合計(SUMIFSはOR条件が不可)
=SUMPRODUCT(((B2:B100="東京")+(B2:B100="大阪")>0)*C2:C100)

よくあるエラーと対処

症状原因対処
合計が0になる条件範囲・合計範囲の行数が違うSUMIFSの各範囲の行数を揃える
日付条件が効かない日付をテキストで入力しているDATE()関数か「>=」&セル参照で指定
ワイルドカードが動かない数値列にワイルドカードを使っているワイルドカードは文字列列にのみ有効

この知識をGASで活かす

GASでデータを集計するとき、SUMIFSの条件ロジックをそのままfilter()+reduce()に変換できます。スプレッドシートで集計を設計してからGASで自動化に移行するステップが、開発を最速にします。

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