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UNIQUE関数 完全ガイド
UNIQUE関数 完全ガイド
重複除去・動的リスト・ドロップダウンへの応用
データから重複を自動で取り除き、ユニークな値の一覧を返す。マスターリストの自動生成やドロップダウンの動的化に直結する関数。
GASとの関係:Set オブジェクトによる重複除去と同じ発想
GASで重複を除くとき [...new Set(array)] と書きます。UNIQUE関数はこれと全く同じことを関数1本で実現します。発想を理解しているとGASのコードも書きやすくなります。
目次
UNIQUE関数とは
UNIQUE関数は、範囲内の重複する行(または列)を除いて、ユニークな値だけを返す関数です。元データは変更せず、別のセルに結果を出力します。
「担当者一覧を作りたいが、データに同じ名前が何十行もある」という場面で、手作業で重複を消す必要がなくなります。
基本構文
=UNIQUE(範囲, [列方向か], [回数が1のみか])
| 引数 | 内容 | デフォルト |
|---|---|---|
| 範囲 | 重複を除きたいデータ範囲 | 必須 |
| 列方向か | FALSE=行単位で重複除去(通常) / TRUE=列単位 | FALSE |
| 回数が1のみか | FALSE=重複を除いた全ユニーク値 / TRUE=1回しか出ない値のみ | FALSE |
基本的な使い方
列の重複を除く
// C列にある担当者名の重複を除いた一覧を返す
=UNIQUE(C2:C100)
複数列で重複を除く(行全体が同じものを除去)
// A〜C列の組み合わせが同じ行を除去
=UNIQUE(A2:C100)
実務でよく使うパターン
パターン1:担当者・部署の動的リストを作る
// データに担当者が追加されると自動でリストに反映される
=UNIQUE(受注データ!C2:C1000)
このリストをデータの入力規則(ドロップダウン)のソースにすれば、選択肢が自動で更新されます。
パターン2:SORTと組み合わせて五十音順リスト
// 重複を除いて五十音順に並べる
=SORT(UNIQUE(C2:C100))
パターン3:FILTERと組み合わせて「東京の担当者一覧」
// 東京エリアの担当者だけをユニークに取得
=UNIQUE(FILTER(C2:C100, A2:A100="東京"))
パターン4:1回しか出てこないデータを見つける
// 複数回出てくる値は除外し、1回きりの値のみ表示
=UNIQUE(C2:C100, FALSE, TRUE)
受注データで「1件しか取引がない顧客」を探すときなどに使えます。
ドロップダウンリストとの連携
UNIQUEで作ったリストをドロップダウンのソースにする方法:
- 別シート(例:「マスター」シート)のA列にUNIQUEで担当者一覧を出力
- ドロップダウンを設定したいセルを選択
- 「データ→データの入力規則」
- 「リストを範囲で指定」→「マスター!A:A」を指定
これでデータが追加・変更されるたびにドロップダウンの選択肢が自動更新されます。
COUNTIFと組み合わせた重複チェック
// 各値の出現回数を確認(重複がないか確認)
=COUNTIF(C:C, UNIQUE(C2:C100))
UNIQUEで取り出した値がそれぞれ何件あるか、COUNTIFで確認できます。集計表の作成に応用できます。
この知識をGASで活かす
GASでユニーク値のリストを作ってドロップダウンを自動更新する処理は、UNIQUE関数の発想をそのままコードに落とし込んだものです。
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