カッティングシートを使って、オリジナルデザインのミニステッカーを作りました。
今回は、「沖縄とハイビスカス」、ありきたりなデザインにしましたが
サイズ感が結構いい感じに仕上がりましたので、ここで簡単にステッカーづくりを紹介します。
デザインを考える
どのようなデザインのステッカーを作ろうかを考えます。
自分が欲しいデザインだったり、ネットや屋外などでインスピレーションを刺激されながら作ります。
私は、海や夏、南国が好きなので、それらにちなんだデザインを考えるのが得意です。
他にも実用的な文字をステッカーとして自作しますので、フォントの選定などが非常に楽しい時間です。
イラストレーターを使ってパスにする
デザインが決まったらイラストレーターでサイズ感を考えながら、パスラインにしていきます。
カッティングマシンのカットし易いように、デザインを調整しながらデーターにしていきます。
ここでは、どこを残して、どこを捨てる部分なのかを考えながら作成します。(ここが結構重要)
パスラインもシンプルでスムーズなライン取りを意識すると、カッティング用のカッターがきれいに動きます。



カッティングマシンへ出力します
カッティングマシンは世の中に色々ありますが、私が使用しているのは
Roland製のSTIKA SV-8 という古いマシンを使っています、すでに公式のHPには製品ラインナップに乗っていない
今度買い替える際には、グラフテック社製のsilhouette CAMEOシリーズにしようと決めている。
イラストレーターにプラグインがありますので、そちらのボタンで専用のソフトへと出力データーを送ります。


カット後に不要な部分を取り除きます
カッティングシートのカットが終わると、一見ボロボロな状態のシートが現れます。
(私のカッティングマシンの刃が傷んでいるのかもしれません。)
最初に考えた不要な部分を除去していきます。
一番慎重に行う作業です、剥がす際に、細かいパーツも一緒に剥がしてしまったり
文字がなくなったり、大きいパーツがちゃんと切れてなくて、千切れてしまったりと
せっかく作ったのに、使い物にならなくなってしまいますので要注意です。



台紙のサイズを整えます
ステッカーはまとめて印刷するので複数のデザインが一枚になっています。
そこで、台紙を必要最小限のサイズでカットする必要があります。
角は垂直になるように、ステッカーは中央に来るように調整しながらカットします。
ここできれいにカットしておくことで、貼るときにも水平や垂直がわかりやすくなります。
適当でも貼れはしますが、作業効率が悪く、最悪の場合斜めになった状態貼り付けてしまったりします。

アプリテーションシートを貼り付けます
ステッカーを台紙から剥がし、そのまま貼るために使うシールのことを、アプリテーションシートと呼びます。
こういうステッカーは、そのまま剥がすとデザインが崩れてしまいます。
カッティングシートで作成したステッカーは、大体がこのアプリテーションシートがついています。
作成時の注意点は、しっかりと満遍なく圧着することです。
冬など気温が低い状態では粘着も落ちているので、やや体温で温めながらしっかりと圧着作業を行います。
私は現在在庫である、アプリテーションシートは和紙製のもので、粘着は弱めなのでかなりしっかりと押してます。

今回作成したステッカーは、ショップで販売していますので、気になる方はぜひお願いします。
貼る時の注意点
貼るときには色々と注意が必要なのが、カッティングシートのステッカーです。
- アプリテーションシートを剥がすときには慎重に行う
(文字やデザインが全てアプリテーションに張り付いているかの確認は必要です。) - 貼付け面は事前にきれいに掃除する
(特に油分はしっかりと除去しておくことで、ステッカーの貼り付き方が変わる) - しっかりと圧着する
- 最後にアプリテーションを剥がす際にも気をつけて、しっかりと全部が張り付いているのかを確認しながら
剥がすことできれいに仕上がります。
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